しつけの準備

子犬のトイレや噛み癖、吠え癖、雑踏や人に慣れさせるしつけなどはなるべく早くから行ないますが、オスワリやマテ、その後の本格的なしつけは生後5~6ヶ月程度から行ないます。

しつけをする際はご褒美を用意します。
その子が好きなおやつなどでも勿論いいですが、しつけた行動が出来る度に何度もあげるものなので、小粒のドッグフードなどで十分です。

アイコンタクト

しつけを始める前にはしっかりとアイコンタクトを取りましょう。
名前を呼んでしっかりと目を見て、こちらに集中している状態にさせます。

本格的なしつけを始める前に、子犬のうちから名前を呼んだらアイコンタクトをしっかりと取れるようにしておくことは、主従関係をしっかり築くためにも必要なことです。

また、犬は実はそれほど集中力が続かない動物なので、他のところに気がいっている時にしつけをしても呑み込みません。

アイコンタクトが出来てしっかり集中している時に、なるべく短い時間のしつけを何度か分けて行ないましょう。

犬ではなくしつけをする側が合わせる

しつけ全般に言える事ですが、犬は最初から言葉の意味がわかるわけではないので、突然「オスワリ」と言っても何の事かわかりません。
しつけの命令は最初は犬に命令するのでなく、犬の動きに合わせて飼い主が発してあげるのです。

おやつを使ってオスワリの体勢が出来た瞬間を狙って、ジェスチャーを入れながら「オスワリ」と言います。

何度か繰り返して犬が「オスワリ」の体勢を学習してから、命令の「オスワリ」をかけられるようになります。

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